教師・教材

【教師のタイプ】

家庭教師には現役大学生、プロ家庭教師など様々な種類があり、学歴や指導経験、能力も家庭教師によってそれぞれ違います。
各タイプの家庭教師の特徴を知り、面談でチェックしてしっかり家庭教師を選びましょう。

【学生家庭教師】

教師の学歴だけでなく、子供との相性で指導効果に大きな差が出やすいです。
希望する進路と近い学歴を持つ教師を紹介してもらうと良いでしょう。
お子様が受験する志望校の卒業生だったり、同じ塾に通っていたり、子供との共通点の多い教師を選ぶとうまくいきやすいです。
子供の視点に立った指導を行うことができるので、勉強することの楽しさを伝え、勉強への意欲を引き出していくことが得意です。

【プロ家庭教師】

長い指導経験やデータに基づいた効率的な指導方法をします。
テストで良い成績を取るためのテクニック、スランプ脱出のための指導が得意です。
もともと学校教師や塾講師の経験を持つ人が多く、教育業界の知識も豊富ですから、参考書を選ぶときや受験校を選ぶときの相談役にも心強いといえます。
ですが素晴らしい実績を持つ家庭教師もいる一方で、肩書きだけのプロ家庭教師もいます。
依頼する際には、今までの職歴や指導実績をきちんと確認するようにしましょう。

【カリキュラム・教材】

学習カリキュラムがある程度決められている家庭教師センターもあれば、指導内容や進み方など、教師と生徒に任されている家庭教師センターもあります。
教材販売系であれば使う教材が決められていて、毎月教材費が徴収されます。
家庭教師を選ぶ際には、カリキュラムや教材についてもしっかり確認するようにしましょう。

【教材指定型】

学習塾、教材販売会社系の家庭教師センターに多いのがこのタイプです。
経営母体である学習塾や教材販売会社の扱う教材がそのセンター指定の教材として配布され、家庭教師はそれに従って指導を行います。
通常の家庭教師の授業料に加え、教材費、カリキュラム管理料などといった+αの料金が毎月発生します。
教材やカリキュラムが非常に優れたものであれば問題無いのですが、中には市販の教材を用いながら高額な教材費を徴収するような悪質な業者もいますので注意が必要です。
教材費などの有無については、契約前に必ず確認するようにして下さい。

【オーダーメイド型】

通常の家庭教師センターではほとんどの場合、カリキュラム、教材ともに家庭教師に全て任されるオーダーメイド型です。
生徒の学力、理解度、勉強の目的などは一人一人違うわけですから、家庭教師がお子様の状況に合わせてカリキュラム、教材を選んで指導を進めていくのは当然のことと言えるでしょう。